泥沼愛の真っ直中で、救いの手を差し伸べてもらいました。喜びを通り越して少し恐い。

Aさんという1人の既婚男性を巡り、その妻、最初の愛人、さらに私という3人の女で長らく争奪戦を繰り広げました。

奥さんは絶対に離婚しないと粘り、愛人は慰謝料を払うから彼を渡してと主張し、両者の狭間で立ち往生した彼は当時、仕事の部下だった私に安息の地を見出した、という構図。こうした複雑な関係を、天宮先生は一切の事前情報なしに純粋に透視のみで把握したのです。

本当に凄い霊能者だと感嘆しました。「強敵2人を前にして、どうしてもあなたは勝ちたいというのですね？」先生の質問に「はい」と小さく答えると、「ひとつだけ抜け道があります。彼が経営する会社は今年の下半期、経営危機に陥ります。その時にあなたが見捨てなければ勝利は自ずと転がり込んでくるでしょう」と助言されました。

それから約半年後、予知された出来事は現実となり、金の切れ目が縁の切れ目とばかりに奥さんと愛人が離れていきました。しかし私は彼の元へ残って入籍。それから少しして会社が奇跡的に持ち直し、晴れて社長夫人となることができました。全ての成り行きを見通していた天宮先生の神眼に、喜びとともに恐怖を感じました。

（埼玉県越谷市・角田伊代さん・29歳・会社員）