結婚の話になると途端にはぐらかす彼。このまま信じて良いのか不安で…。

三十路を過ぎて焦る私を尻目に、いつまで経っても結論を出さない彼。さすがに堪忍袋の緒が切れて、この前会った時に正面から結婚の言葉を突きつけました。すると、「来年、現場の主任に昇格するはずだから、そうしたら本格的に考える」と。

今までも幾度がはぐらかしてきた前科があるのでにわかには信用できず、若照比古先生に彼の真意を検証していただきました。「ご安心ください。先方に結婚の意志はあります。ただ、来年の昇格というのは無理でしょう」先生から告げられたのはそんな内容でした。

では、どうするべきかとさらにお訊きすると、「あなたの心を読ませていただいたところ、結婚後はパート程度の専業主婦を望んでおられるようですね。そうした考えは捨てて、共働きの意思表示をすれば相手も決断します」。助言に従い、さっそく彼にその旨を伝えたところ、ようやく重い腰を上げてくれました。挙式は秋の予定です。

（東京都杉並区・川瀬眞美さん・31歳・会社員）