第2回 本当に開運できるパワースポットの見つけ方 -中編- 美姫村先生
日々の散歩を兼ねて、小さなパワースポットを見つけましょう
パワーが強い有名な神社や仏閣への旅行は、誠にけっこうなことだと思います。しかしその場合は、開運を主眼にするのは避けて観光を目的にするか、あるいは神様にご挨拶しに行くくらいの気持ちで出掛けるのが無難です。単に上述の邪気の問題だけではなく、神仏の世界の常識として、こちらが期待すれば期待するほど、御利益が薄くなるということもあるからです。
たとえ日帰りや一泊二日であっても、旅行となればそれなりのお金も掛かりますし、そこまでやって他人の邪気など拾ってきたら、目も当てられません。むしろそれよりは、できるだけお金が掛からない方法で、気楽にパワースポット探しをすることをお勧めします。探し方自体はさほど難しくはありません。最近では気学や奇門遁甲での吉格を構成する方位を自動計算するソフトや、毎日毎時の吉方位を丁寧に掲載してくれているサイトなどがあります。そうしたソフトやサイトを活用して、その日その時間に吉となる方角を散歩してみてください。
一般に気学や奇門遁甲などの占術で吉とされる方位では、神仏との縁が深くなる現象が起きやすくなります。とくに目的もなくその方角を歩いてみたら、今まで存在を知らなかった神社やお寺に行き当たったり、たまたま休憩した喫茶店の隣の席から、法事や仏事、スピリチュアルな事柄などに関する会話が聞こえてきたり、といったちょっとだけ不思議な出来事に遭遇しやすくなるのです。また逆にそうした現象に出遭うのは、確実に吉方位を取っている証左でもあります。
そうした時にはぜひ途中で気に掛かった神社、仏閣、あるいは緑豊かな公園の一隅などに30分から1時間ほど留まってみてください。一時的ではありますが、そこが小さなパワースポットとなります。この場合、土地自体が発する気ではなく、天の気と地の気が調和した方位のエネルギーを吸収することになるのですが、その効果は決して侮れません。 こうしたいわゆる「方位取り」を習慣的に繰り返すことで、運気を徐々に底上げすることができるでしょう。
美姫村先生(みきむら)
婚活系の情報サイトや雑誌記事から火が点いて、一挙に人気霊能者の筆頭に躍り出た美姫村先生。その血筋は遠く平安時代までさかのぼる由緒正しい神職の家系で、一族の中には歴史に名を残す陰陽師…
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